ドウシヨもない落ち込みと凄腕の鍼治療、仕切り直し
タンパク尿 消え気味
潜血 不明
病み上がり
年明けの大デトックスだった。高熱は一時期39度、38度の熱もずっと下がらず。
先月尿とタンパク尿がひどい。
ああ、やってしまった。。寿命が縮まっていくよ。オシッコをみるたびにうなだれる。
そして舞台本番もある。
恋人問題は終結しないし、一緒に住んでる相方には嫉妬されてなんだか状態がおかしくなるし、お店をどうするかの問題もせっつまって、なんだかなにもかもうまくいかない感じだった。
おまけに彼は扁桃腺炎になった。
iga腎症にとって最も避けなければならない扁桃腺炎。どうしたらいいの。。私も喉が痛い。
でも看病したい。私のせいだ。
気持ちだけは落ち込むまいとなんとか精神に鞭を打って、舞台本番は微熱ながらこなすことができた。クラクラする。自分の身体が悔しい。
ああ、病気じゃなければ!!と思うことがたくさんある。
私だって本当はこうしたい!
前だったらできたのに!!
そんな気持ちに襲われる。
「もう治ったんですか?」
と言われるたびに。
どうしょもない気持ちになる。
恋愛ですら、自信がなくなる。
もっと一緒にいろんなことしたいのに。
身体がもたない。
わたしといるよりも。。
誰かと比べて、ひとりになりたくなってしまう。自分の人生に誰かを巻き込むことが、苦しくなってくる。
身体の調子がもどらないことが本当に不安で仕方なかった。どんどんこうしているあいだに悪化しているのが体感でわかるからだ。
恋人とも喧嘩をして、突き放した。
今日は鍼治療の日。
どよんとした顔をして、治療にむかう。
そんなわたしの脈をみて先生がひとこと。
「何があった?あんたの脈は全てがぐちゃぐちゃになってる。これはひどい。こんなんじゃダメ。」
「そうですか。精神的に落ち込むことが多かったんです。どんな感じですか?」
「まずは肝臓がダメだ。これは食べすぎ飲みすぎもある。全体のバランスをよくしないといけない。あなたの身体は正直で素直だから、鍼をうってみよう。」
みるみる先生は鍼をうつ。
いつもより痛く感じた。
「ほら、バランスとれてきた!ここも。ここも。ここも。肺も全部の脈がみえてきた。」
この人名医だな、とおもった。
そのあと首の変なこりも肩凝りも全部治してもらった。
「腎臓は最後に治る。まずは全体のバランス。
絶対に12時過ぎて寝てはいけないし、食べ過ぎもだめ。それに休まなきゃ。無理を本当にしないで。いま、治さなきゃあなたはまだ人生が長いんだ。手術して局所的にとったところで一時的なものだよ。人間の体に無駄なところはひとつもないんだ。必ず、免疫にかかわってくる。
だから、全体をよくするんだ。いいね。あなたは治る。必ず、来るんだよ。」
はい。。。
白菜と大根をよくたべて。。
精神が穏やかになった。
心配した友達が一緒にごはんをつくって、たべてくれた。
友達夫婦の新婚旅行の話を聞いていると、身体と心が軽くなった。
「はなちゃんがこんなふうに落ち込むところはじめてみたよ。いつもはどんなときもはい上がっていこうとしているのがみえるけど。。
いまは、どんどん落ちていってしまいそう。本当に大丈夫?」
そんな風にみえるんだな。
悲しいけど、きっとそうなんだろう。
いや、負けられない。
こんなところで諦めたら、生きるのを諦めるのと一緒。
たとえ、ひとりでもわたしがわたしを諦めるわけにはいかない。
自分のことは自分で責任もつしかないんだから。カラダノコエを聞くのもわたし。
選ぶのもわたし。
全部まるっと捨ててしまったっていいじゃないか。
いまのわたしに何ができる。
なにももっていない。
なんの約束もできない。
生き延びることだけ。
しぶとく。
強く。
しなやかに。
一瞬でも病院に頼ってしまおうかとおもった弱い気持ちを打ち消した。
まだわたしはわたしとたたかっていない。
こんなもんじゃない。
ちゃんとやることやって、カラダノコエをきいて、納得するまでカラダと向き合ってもダメだったら、手術でもパルスでもやればいい。
何もしていない。むしろカラダノコエを無視して、痛めつけてまた悲しませた。
勝手な自分の世界のなかで。
身体は幸せに元気になりたいはずなのにごめんね。落ち込んでばかりでごめんね。
ちゃんとしよう。
また再スタートだ。
治すんだから。
誰がなんと言おうと、わたしはわたしの世界で絶対に治してみせる。
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