産婦人科を腎臓内科併設の病院へ移転 iga腎症と妊娠
遂に妊娠6週目3日にはいり、産婦人科をかかりつけの腎臓内科のある病院へ移動した。この病院は都内にあるのだけど、古いけれど看護師さんや先生や検査技師さんがちゃんとしてるから、病院嫌いの私も気に入ってる。
中身重視の病院だ。
この病院では初の産婦人科。他のところにあんまりいったことがないので緊張した。
そして、紹介状を忘れる。
私のバカ。。。
紹介状がないと今日は無理です。
そ、そんなぁ。今日という日をどんなに待ったことか。引き下がれん。そこをなんとか!!!
調子が悪いんです!!といいきり、無理矢理紹介状なしで診てもらえることに。
若めの女性の先生。諸事情をつたえ、いざ検診。
古ぅー!!
いつも最新型のピカピカの診察台だったので、レトロ感にやや引く。いかん、そんな贅沢言っておられんのだ。
乗り方もままならず、不思議な診察台だった。
「あーたしかにチョコレート色で出血してますね。なんだろう。。」
えー!!出血してるとはおもわなかった!紹介状ないから咄嗟に嘘ついたのに。。
先生、どうなのさ。
「あー!!」
もう、いちいちヒヤヒヤする。
「赤ちゃん、心拍確認できますよ。ほら、このぴこぴこ。みえるかしら?子宮内は正常ですね。
でも、出血はあるから一応安静にしてくださいね。
母子手帳はまだにしときましょう。」
エコー越しにピカピカ点滅している心拍がみえた。
琥珀はお腹の中で生きていると感じた。
母子手帳もらえないってことはまだリスクが高いからなんだな。。。
「安静ってどれくらいをいうんですか?」
「うーん、買い物いくくらいなら。立ち仕事や夜の仕事はオススメできません。ダンスもやめたほうがいいですね、いまは。」
アウトォ。立ち仕事。夜の仕事。ダンス。荷物重い。私の仕事全部ダメじゃないかい。
「腎臓内科の先生ともよく相談してくださいね。」
余儀なく安静か。
ちょっと途方に暮れながら、お礼を言って診察おわり。
待ち時間に悪阻がやってくる。
気持ち悪くて、病院にいられない。
一度外に出たあと、血液検査と尿検査にむかう。
あー、なんかもうすでにふらふら。
血圧は90.60.78
いつもより低い。
ベッド採血をお願いする。
「あなた、顔色悪いけど大丈夫?」
はい、妊娠してまして、つわりかな。。。
血を抜いたら、いよいよフラフラになる。
ベッドでしばらく寝させてもらう。
「車椅子もってこようか?」
なんと優しい検査技師さんよ。忙しいのにかたじけない。
「いえ!大丈夫です」
フラフラ立ち上がり、待合室のソファーでぐったり。こりゃ、もう夜のお店の仕事無理だな。
相方や関係者に、謝りのメールをしてなんとか休ませてもらう。自営業でよかったけど、なんか悔し涙でてくる。
なんでこんなに怠いんだー!!いつもの自分の3分の1も動けない。気力がない。食べられない。
腎臓内科に一番に並ぶ。2時間くらい待って、ボロボロな状態で先生にあう。
「あの、、、ついに妊娠しました。。」
「え?!ほんと?!おめでとうございます。うーん、そうだねぇ、この数値をキープできればねぇ。絶対太っちゃいけないよ。高血圧が大敵!あと、むくみもでたら、すぐに病院にきてね。一緒に頑張っていきましょう。」
とりあえず、3分で診察はおわった。
これからの経過次第なんだろう。
なんか怖いこと言われなくてよかった。
数値はさほど変化していなかった。
相変わらずの貧血とカルシウム不足になっていた。
タンパク尿➕1
潜血尿➕2
ここからが勝負なんだよな。
とりあえず葉酸だけサプリで飲む。
iga腎症で出産大丈夫だったひといるのかな?
聞くの忘れちゃった。。
高齢だしなぁ。でももう前に進むしかない。
わたしが望んだことだもん。
頑張るぞ。
琥珀も頑張って育っておくれ。
やわな母ちゃんだけど、頑張るからさ。
難病も一緒に吹き飛ばしてやる。
2日間は仕事をすべてキャンセルして休むことにした。お金はもうなんとかなる。仕事もきっとなんとかなる。
いまはこの命を守るんだ。
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