iga腎症 スペシャルな鍼治療を受けるの巻
新患者はみないといっていた鍼灸師でもあり、薬膳や漢方の先生が診てくれることになった。
2か月ぶりの再会である。
「あなたは食事を変えれば、治る」.
と言われていた。8月はいい食事だった。
9月は、、、。
まず、脈をみる。
「あなたの脈は荒れ狂っているよ。このままいったらよくならない!」
やはり。。
「はい、最近寝不足でして。」
「あのね、まず身体が資本なの!
腎の時間は11時から1時。肝の時間は1時から3時。この時間に寝てないのは自殺行為だし、よくならないよ。
それに、この時間に目がさめる人も身体に問題あるから!」
「がーん。」.
「がーんじゃないよ!腎や肝を悪くしている人はね、自分の許容量を超えた忙しさや仕事をしている人が多いの!休まなきゃだめ。あと、寝なきゃだめ。そして、食事!」
鍼は苦手なわたし。気持ち悪くなることもしばしば。
先生はサクサクうっていく。
全然痛くない。むしろ、気持ちいい。
時間をおいて、脈をみる。
「だいぶいいね、素直だ!ほら、暖かくなってきたでしょう。」
「たしかに!お腹周りと太もも内側から胸元にかけてあったかいです!」
「それでいい!それが正しい!鍼はやりすぎもだめだ。あなたは今日は浅く打つ。それに、消毒もかなり神経質にやらないと身体が嫌がるタイプだから。打つ場所も重要なんだ!」
不思議なんだが、血の巡りが内臓に集まっているかんじ。
「西洋医学の先生にすぐに扁桃腺摘出とステロイドパルスすすめられていたんですけど、、転院したらまだしないほうがいい!と言われまして。」
「あなたの脈や、顔は自己免疫疾患の場合、鍼や薬膳はとても効果的だとおもうよ。とりあえず血液がつくられるのに120日かかる。4か月は辛抱して治療してみなさい。でも、寝ることや食事もだ。治ったらまた、お酒も飲んでいい。いまはいけない。」
「がーん。」
「がーんじゃないよ!とりあえずね、食べ過ぎはもつてのほか!8分目にしなさい!お菓子もだめ。あとは、鍼のあと頑張りが効くかもしれない。でも決して自分がパワーアップしたなどと勘違いしないように。」
「思いあがるな!ってことですね。」
「まあ、そういうことだ!あとは薬膳も試してみなさい。栄養学も勉強しなさい。」
最後におなか、せなか、頭頂部に鍼をうつ。
なんともいえない、感覚。
でもすっきりしてくる。
そのあと、トイレにいきたくなったり、鼻水がでる。すごいな。こんな鍼ははじめてだ。
そして、先生が
「本当は新患者はみないんだ。忙しいからね。
でも、あなたの治りたいという気持ちがわかったし、あなたの友達が本当に真剣に治してくださいと頼んでくるから受けたんだよ。友達にも感謝しなさい!」
いや、本当に。なんと、いい友達をもったことか。感謝である。
友達たちに頭をさげる。
隣で打ってもらっていた友達のお父さんも
「ありがたい、ありがたい!先生のおかげで歩けなくなるところをこうやって70代まで元気でいられたんだ。ありがたいよ。」
と言っている。
ありがたいっていい言葉だな。
「ありがたいです。」
先生が最後に
「あとは塩梅ってのが、いちばん大切!ちょうどいいあんばいってやつ。つまりバランス」
なるほど。塩梅か。
そうだよな。そこがいちばん大切で、間違えちゃうさじ加減。料理にも通じる。
ほどよいバランス。ほどよい。ほどよい。
iga腎症にもそれがだいじ。
「あとあなた子宮も弱いでしょう。ツボうっておくからね。」
すごい、なんでもお見通しだ。
「あとはこんど米もってきなさいよ。身体にあってるもの、食べているか脈でみてあげるから!」
「はぁ、脈で自分にあう食べものわかるんですか?!」
「この道40年も50年もやってりゃ、わかるよ。玄関はいっただけでね、この家は風が吹いているとか感じるからね。気だよ!気!元気も病気もね。」
「はぁー!先生の写真とって、家貼っておこうかな。だめですか?」
「何言ってんの!あんた!まだワタシャ、死んでおらん!拝むな!」
「あ、そうですよね。わかりました。今日のまとめは、思いあがるな!と塩梅っ!ってかんじですね。」
「そうそう、勉強も忘れずに。」
すごい先生だった。ゴッドハンドっていうの、こういうの。最近こういう人よく会うけどね。
忘れないように会話をメモっておこう。
また、後日まとめてみよう。
なんだか、とても勉強になった。
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