カラダノコエをキク

iga腎症と境界型糖尿病、卵巣嚢腫も再発、そして只今ハイリスク妊婦になりました。波乱万丈だけど、逆境に負けずハッピーライフを過ごしたい!カラダのコエをきいて、未知なる領域を広げていきたいです。

iga腎症 セカンドオピニオンの大切さ 医者の鏡!

医者の鏡!!


従姉妹のイチオシの腎臓内科の名医の先生を訪ねて、東京から予約をとって愛知県に出向いた。名古屋から少し行った先の個人院である。



従姉妹のゴリ押しに身を任せて、西洋医学ではセカンドオピニオンになるiga腎症の見解を聞きにきたわけである。




結果からいうと、医者の鏡のような素晴らしい先生だった。行ってよかった!




先生は笑顔で出迎えてくれた。

ざっといままでの血液検査や腎生検の結果をみて



「これはちょっとお話しするのに時間が必要だから、東京にはいつ、もどられますか?」



とのこと。


「明日です、、」



「そうですか、では診察の最後までもう少し待てますか?!」



「もちろんです!」



そんなやりとりがあって、わたしはラストまで待った。私の診察の前の患者さんが笑顔ででてきた。なんだか、直感的にここは私に合う病院のような気がした。



先生は真剣な顔でいままでの検査の結果をみながら、数値をみて色々思いあぐねていた。

ここの数値はわかるんだけど、うーんといいながらいくつか私に質問をする。



「このときなにか食事制限とかしてた?」


「はい!6グラム以下の塩分に、タンパク制限もしてました。」


「なるほど、なるほど。納得したよ。」

そんなやりとりが続き、、



「あなたの場合、扁桃腺摘出はまだしないほうがいいんじゃないかな。これが僕の見解です。途中でタンパクがマイナスになったり、潜血尿もよくなってきたり、かなりばらつきがある。

糖尿病をみても、ステロイドをすぐやるにはリスクが高いし、妊娠のご予定は?」



と先生。早速、東京の病院とは全く違う見解だ!



「パートナーはいますが、東京の腎臓内科では妊娠はやめたほうがいいといわれました。でも、年齢もありますし、ステロイドパルスはまだやりたくないんです。」

と答える。



先生は、いう。



「本当はここでみてあげられたらね、いいんだけどね、東京じゃ遠いでしょう。東京の知り合いの大学病院を紹介しましょう。いい先生です。

扁桃腺摘出はいま学会でも、意見が分かれています。仙台を中心にその治療が良いとされていますが、実際にはデータでそれほど寛解率に差がないというふうにも言われています。副作用も強いですからね。

まだデータがでそろっていないのと、海外でもまだ意見がわかれています。


私はあなたの妊娠のことを考えても、この腎生検の結果をみても、あなたのその日常のライフスタイルの変化で数値が変化していることをみても、僕だったらもう少し様子をみます。


そうでなくても、扁桃腺摘出をすぐには勧めません。必要でない臓器なのかどうかはまだわかりません。残せるものは残したほうがいいですし、手術は負担がかかります。



紹介状をかいて、先生にも電話しておきますから。東京のこの病院の先生にもう一度みてもらってはどうですか?」




「ありがとうございます。」


自分の見解と同じだったので、正直嬉しかった。


その後、bスポット治療をしていることやヨモギ療法の話などして、先生はウンウンと聴きながら、丁寧な見解を述べた紹介状をかいてくれた。



本当に優しいし、誠実さが伝わってくる。

しかも、お会計がびっくりするくらい安かった。信じられない。



それにしても、こんなに気持ちが満たされる病院は初めてだ。これこそ、医者の鏡!!

患者が元気に笑顔で帰るって素晴らしいことだと思う。



そして、こんな遠い親戚のためにゴリ押しで先生の予約をとりつけてくれた従姉妹にはも大感謝である。人のためにこんなふうにエネルギーと時間をつかってくれるなんてなかなかできることではないし、本当にありがたい。



おかげで東京のまた違う大学病院に来月再検することになった。サードオピニオンと転院である。

前の病院は腎生検の失敗もあり、なかなか心配になることも多かったが迅速な腎生検のおかげで色々早い段階で対処法が選べるのは、ありがたいと思う。



紹介された病院は自己免疫系には有名な大学病院である。西洋医学の先生、サードオピニオン。どんな見解が待ち受けているんだろう。



わたしは自己治癒力を高めて、とにかく

絶対に治すのだ。



そして来週は東洋医学のリピーターが来ない名医の鍼灸にいってみる。一度で治るからリピーターが来ないという相当な名医らしい。



とりあえず、今日のまとめ


✴︎現在東京のK病院の腎臓内科の見解


●直ぐにでも扁桃腺摘出、その後ステロイドパルス、同時にインスリン注射

●妊娠不可


✴︎今日の愛知県T病院の腎臓内科の見解


●扁桃腺摘出、パルスはすぐにしないほうがいい

●いまの自己治癒力を高めることを続けなさい

●東京のJかTの大学病院の腎臓内科への転院で再検査

●妊娠は可能かもしれない


ずいぶん違う。やはり、セカンドオピニオンは大事である。


納得のいく病院に出会うことは大切だ。

検査は転院先で続けて、様々な自己治癒力を高める方法にチャレンジするのがわたしの治療法である。


いい病院だった。笑顔で病院を出られるって素晴らしい!