iga腎症 身体のエラーはきっと何度でも起こる
腎生検は本当に散々だったんだけど、ずっと指名していた担当医が移動することになった。
「〇〇さんのこと(私のこと)は、はじめから担当して、腎生検もしているし、最後までみれないのは心残りだけど、ちゃんとつなぐからね」
と先生。色々あったけど、いい先生なのかもしれない、、、。
とことん質問しまくりました。
都内大病院の腎臓内科の先生の見解。
とりあえず、忘れないように記しておく。
◎扁桃腺摘出とステロイドパルスの効果は、治癒ではなく、寛解という。いま出ている症状はおさまったという状態。早く治療をはじめるほど効果が出やすい。
◎ただし、扁桃腺が病巣じゃない場合もある。
歯や上咽頭が原因ともいわれることもある。
◎この治療は一年を目安に寛解を目指す。
それで終わらない人もいる。
◎副作用はあるので、感染症、骨粗鬆症、白内障、胃潰瘍など、そのための薬も毎日飲むことになる。
◎わたしの場合、糖尿病もあるのでインスリン注射を覚えてうつこと。血糖値が上がってしまうので。
◎ごく稀に一割くらいのひとは自然治癒することもある。
◎地方と都会では病院の腎臓内科があるかどうかでも大きく治療が違い、遅れている場所もあるし、腎生検をなかなかしないところも多い。
◎20年前、10年前と変化して、いまは早期治療が有効であるとされる。
◎iga腎症の状態で妊娠は危ない。
◎食事療法は塩分控えめ。タンパク控えめとはいわれるけど、あなたの場合貧血がひどいからタンパクはある程度とるべき。
◎ダンスは腎生検のあとはだめだけど、様子みながら脱水症状起こらない程度のものは大丈夫。無理はだめ。
◎わたしのステージは予後不良群。このままいけば腎機能がどんどんおちていくはず。
とまあ、ざっとこんなかんじ。
とりあえず全て知っている情報だったので、おさらいした感じかな。
改めて聞いても変わることはないが、わたしはその1割の自然治癒にむかって努力してみよう。
でも、自分を信じる。自分の治癒力をあげるために最大限の努力をする。
だから、カラダノコエをキク。
いろんなひとの意見をききながら、受け入れながら。
でもカラダのコエをキク。
このブログを書こうと思ったのは、自分への約束をしたかったから。
少しずつ、身体の声がきこえるようになった。
タンパク尿も潜血尿も減ってきている。
体の状態も、心の状態もニュートラルに近づいている。
まだまだこれから。
こんなチャンスをもらったんだもの。
もらったチャンスを生かすも殺すも自分次第。
ネガティヴもポジティブも大切な感情。
周りはいろいろ言ってくる。誰かと比べて落ち込むかもしれない。でも、他人は好き勝手いうもんだ。自分だって他の人のことを100パーセント理解できない。
自分がどうしたいか、何を信じたいかだ。
それを納得して選んでいるのははたして本当に自分の本心?
誰かに言われたから?
みんながそうしてるから?
えらいひとがそういってるから?
わたしはわたしでしかない、もっといえばわたしはこの宇宙の一部でしかない。
こんなにどうしよもなくて、エラー起こしまくりで、社会のレールにのっていなくても。
愛すべき自然の一部だ。
だれかが決めたルールは、いつだっていつの時代だって変化していく。そのときの普通はあとで普通じゃないかもしれない。
だから、自分にとっての真実が真実だ。
答えは身体が知っている。
いろんなフィルターがかかって、自分の真実が見えにくくなっているだけだ。
身体はそれを教えてくれている。
気が付いてほしくて、エラーを起こしている。
無視して、他人に依存して、任せたところで自分が変わらなきゃ何も変わらない。
でなきゃ、身体のエラーはきっと何度でも起こるだろう。
だから毎日自分と対話する。
iga腎症って、とても不思議で面白い病気だ。
まだまだ未知だけど、私に大切なことをたくさん教えてくれている気がする。
ありがたいよ。
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